早期教育で、本当に大切なもって何だろう

商業的なあおりに流されないために

社会的背景

昭和の終わりころには、ずいぶんと人間の脳のことが科学的に解明されてきていたようで、どのタイミングでいい刺激を与えたらいいか。そんなことが騒がれるようになったようです。そして、業界に企業が参入してきました。
少子化で子供一人にかける期待も費用も増えてゆきます。核家族でおばあちゃんの知恵が身近ではなくなってきていました。
そんな状況変化の中で、お母さんの不安をあおる情報が多量に流されますと、子供のことです。大切なことです。注目されますね。
しかも、脳を鍛えるべき年齢には限りがあるぞ!というわけです。これでジッとしているというのは勇気がいります。
早期教育に前のめりになった背景は、こんな流れであったように思われます。
ここで冷静に考えるべきは、この流れは悪いことではなかったということだと思うんです。

早期教育に求める成果

日本人の傾向として、どちらかといえば、相手を出し抜くことよりは周りがやっているから後れを取らないように、といった感覚が強いのではないかと思われます。
いい刺激を与えてあげて脳の発育を助けてあげること。これが心がけるべき点だと思われますから、他の子と比べる必要はありませんね。興味をもってやってみて、昨日できなかったことが今日はできるようになった。そうしたら褒めてあげる。もし比べるものがあるとしたら、それは昨日のわが子、ではないかと思います。
早期教育の最大の目的は、自信を持たせてあげることのように思われます。
競争社会ですから、勝つ、またはついていけるように応援してあげることも大切ですが、どうも伸びるタイミングはそれぞれ必要な時に訪れるようですから、くれぐれも他のお子さんと比べるような方向には陥らないよう心掛けたいものです。


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